平成28年度

 ◇平成28年5月の送検事例 

事例1

違法な長時間労働を行わせた道路貨物運送会社を
労働基準法違反で書類送検

 

 江戸川労働基準監督署は,平成28年5月9日,道路貨物運送業を営む会社及びその代表者を,労働基準法違反の容疑で東京地方検察庁に書類送検した。

 

〈事件の概要〉

  平成25年7月26日,同社所属のトラック運転手が,建築資材を輸送途中の高速道路パーキングエリア内において意識不明の状態で発見され,翌日死亡したもの。

  労働基準法では,法定労働時間を1週40時間,1日8時間と定めているところ,時間外労働に関する協定を労働基準監督署に届け出ていない状態で,運転手に法定労働時間を超えて,1か月当たり127時間30分の違法な時間外労働を行わせていた。

 

事例2 

つり荷の落下による死亡災害を発生させた事業者を
労働安全衛生法違反で書類送検

 

 足立労働基準監督署は,平成28年5月24日,建築資材の販売及び取付工事業を営む会社及びその代表者を,労働安全衛生法違反の容疑で東京地方検察庁に書類送検した。

 

〈事件の概要〉

  平成25年11月18日,東京都足立区内の建設工事現場において,移動式クレーンによる荷降ろし作業中,吊っていた荷がナイロンスリング(吊り紐)から外れ,落下した荷に当たった労働者が死亡したもの。

  使用していた移動式クレーンは,つり上げ荷重が1トン以上であったので,玉掛け技能講習を修了した等の資格を有する者でなければ当該業務に就かせてはならないところ,資格を有しない者に業務を行わせていた。 

 

事例3

違法な長時間労働を繰り返した会社を
労働基準法違反で書類送検

 

 大田労働基準監督署は,平成28年5月27日,自動販売機によるソフトドリンクの販売等を営む会社及び代表者を,労働基準法違反の容疑で東京地方検察庁に書類送検した。

 

〈事件の概要〉

 平成25年7月1日から平成26年1月31日までの間,労働者に時間外労働に関する協定で定める限度時間を超えて,1か月当たり最長で158時間24分の時間外労働を行わせた結果,当該労働者が精神障害を発症するに至ったもの。

 

この記事に関するお問い合わせ先

労働基準部 監督課 TEL : 03-3512-1612

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